TOP2015年09月御嶽山の教訓伝える 本社などで写真展
御嶽山噴火を伝える本紙の報道写真展=19日、木曽町

 信濃毎日新聞社は19日、昨年9月の御嶽山噴火から1年を機に、木曽郡木曽町の御岳ロープウェイ鹿ノ瀬駅近くのセンターハウスで、本紙の掲載写真や号外紙面などを紹介する報道写真展を始めた。盛岡市でも岩手日報社の主催で同写真展がスタート。ともに無料で、犠牲者58人、行方不明者5人に上った噴火災害の教訓を県内外で伝える取り組みだ。

 木曽町では、救助活動の様子や火口から噴煙を上げる御嶽山、犠牲者を思い手を合わせる住民らの写真、号外紙面や特集など34枚のパネルを並べた。川崎市の会社員斉藤良輔さん(49)は2013年秋に御嶽山に登ったといい、「きれいだった山が変わってしまったことを実感する」と見つめていた。10月4日まで。信毎飯田支社、安曇野支局などで順次展示する。

 一方、盛岡市ではイオンモール盛岡南専門店街で、信毎の写真などをパネル展示。同市の西田舜(しゅん)ちゃん(5)は「真っ黒になりながら人を助ける隊員さんがすごい」と驚き、母のたまひさん(39)は「実家がある鹿児島の桜島も最近活発化しており、火山に関心がある。御嶽山噴火を知った時の衝撃は忘れられない」と話していた。

 最終日の10月4日午後1時半からはトークショー「教訓を未来へ〜火山災害・震災の現場から」を開催。信毎の報道キャンペーン「火山と生きる 検証・御嶽山噴火」取材代表の松井慎央報道部次長らが参加する。

2015年9月20日掲載