TOP2015年09月活火山への安全登山をテーマに 富山で27日シンポ公開

 日本火山学会は富山市で27日から6日間開く秋季大会で、活火山への登山の安全をテーマに議論する火山防災シンポジウムを一般公開する。戦後最大の火山災害となった昨年9月の御嶽山噴火を踏まえ、火山との向き合い方を考える目的。火山を生かした観光地などの事例を踏まえ、恩恵と危険性をどう情報発信するかを考える特別セッションなどもある。

 シンポジウムは「御嶽山噴火から1年〜イザに備えた火山学入門」と題し、27日午後1時半から開く。御嶽山や北アルプス・焼岳に詳しい独立行政法人産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の及川輝樹主任研究員ら3人が、「火山に登る〜楽しみと危険」などのテーマで話す。

 28日午前10時から開く特別セッションのテーマは「活動的火山を抱えるジオパークや観光地からの情報発信のあり方」。いずれも火山を誘客に生かしている有珠山や箱根山、阿蘇山、桜島の事例報告などがある。

 ほかに、27日午後1時半から公開講座「親子で噴火実験―噴火から身を守ろう!」を開催。信濃毎日新聞社が10月25日に北佐久郡御代田町で開く「しんまい火山の学校」の講師を務める林信太郎・秋田大教授が指導し、実験を通じて噴石から身を守る行動を考えてもらう。同講座は定員に達したが、若干名の見学を受け付ける。

 会場はいずれも富山市の富山大五福キャンパスで、参加無料。問い合わせは、秋季大会実行委員会へ電子メール(kazan015@sci.u―toyama.ac.jp)で。

2015年9月25日掲載