TOP2015年11月県の災害対策本部を廃止 「警戒対策本部」に

 県は6日、御嶽山が噴火した昨年9月27日に設置した災害対策本部を廃止し、警戒対策本部に切り替えた。今年8月の再捜索後も、6回にわたってヘリコプターで山頂付近を目視したが残る行方不明者5人の発見につながらず、人命救助など災害対策本部の目的は果たしたと判断。ヘリによる捜索は、来年も雪解け後に不定期で行う。

 災害対策本部は阿部守一知事が本部長を務め、昨年9月28日〜10月16日に延べ約1万5千人で救助、捜索を実施。今年7月29日〜8月6日の再捜索では延べ約5千人を投入し、1人を遺体で発見し、犠牲者は58人となった。9月5日に始めたヘリによる目視では、山頂付近の雪渓や急斜面を捜索。11月5日に積雪を確認したため、今季の作業を終えた。

 警戒対策本部は野池明登・県危機管理監兼危機管理部長を本部長とし、気象庁などと噴火情報を共有して状況変化に備える。阿部知事は6日の定例記者会見で「引き続き噴火警戒レベルに応じて対応し、防災対策などを進める」と述べた。

2015年11月 7日掲載