TOP2015年11月御岳ロープウェイ今季運行終了 利用者、昨季の半分強
今社長(左)の話を聞くアスモグループの社員やアルバイト

 御嶽山の山腹に架かる御岳ロープウェイ(木曽町)の今季の運行が9日、終了した。昨年の御嶽山噴火災害の影響もあって、利用者は2万7233人と、9月27日までの営業だった昨季の54%、通年営業だった2013年の27%の水準にとどまった。ただ、入山規制が緩和され、9合目まで登れるようになった9月の大型連休以降は観光客が戻り始めており、関係者は来季に向けて手応えを感じている。

 午後4時半すぎ、運営会社アスモグループの今孝志社長(61)は、人を乗せずに戻ってくる最終のゴンドラに向かって何度も頭を下げた。「例年より少ない人数で働いた中、無事故で終えられたことに感謝した」と話した。

 この後、社員とパート計20人余を前に、今社長は「もっと厳しい利用者数も覚悟していた。山岳観光施設がたくさんある中で、ここを選んでくれた人がこれだけいてくれてありがたい」と語った。その上で、「少しずつ御嶽山のイメージが変わってきた。必ず復活できるので、同じ気持ちで頑張ってほしい」と呼び掛けた。

 例年は5月下旬に営業が始まるが、今季は6月6日にスタート。訪れた観光バスは昨年の19%に当たる129台だった。

2015年11月10日掲載