TOP2018年09月ろうそくともし「忘れない」 木曽町で犠牲者悼む
ろうそくと竹灯籠をともした住民組織の慰霊式=27日夜、木曽町三岳の太陽の丘公園

 御嶽山の噴火災害が4年たった27日の夕、木曽郡木曽町三岳地域の住民組織が地元の太陽の丘公園で慰霊式を催した。同郡王滝村であった犠牲者追悼式会場には同日午後も、住民が献花に訪れた。山麓は終日、犠牲者を悼む雰囲気に包まれた。

 三岳地域の慰霊式は公園内の丘に約250個の竹灯籠を置き、献花台に犠牲者、行方不明者数と同じ63本のろうそくをともした。住民約80人が参加。午後6時半にろうそくに火をともし、地元のトルコギキョウやアルストロメリアを山の方角に手向けた。

 三岳地域自治協議会の総務福祉部会とみたけ未来創造塾が毎年この日に行っている。自治協議会長の田元稔さん(71)は「地元として災害を風化させないためにも、犠牲者に日々哀悼の気持ちを持ち続けたい」。三岳地区で長年暮らす自営業、小坂貞子さん(68)は「犠牲になった人たちは本当に無念だろう。噴火を忘れないように、毎年参加している」と話した。

2018年9月28日掲載