TOP2018年10月王滝の慰霊碑近くに「千羽鶴ラック」 名古屋のグループ設置
千羽鶴用のラックに銘板を取り付ける名古屋シニアライオンズクラブの会員たち=4日、王滝村

 木曽郡王滝村の松原スポーツ公園にある御嶽山噴火災害の慰霊碑の近くに、名古屋シニアライオンズクラブ(名古屋市)が創立20周年を記念して、慰霊の千羽鶴が掛けられるヒノキ製のラックを設置した。同クラブは木曽川の上下流交流の一環で村との関わりを続けており、クラブの節目に、何か貢献しようと考えたという。クラブに4日、感謝状が贈られた。

 1984(昭和59)年の県西部地震後、村内で行われていた植樹運動に同クラブは参加。その後、クラブ独自に場所を借りて桜の植樹や周辺の下草刈りなどの活動を続けてきた。来年3月に20周年記念大会を開くのに合わせ、慰霊碑近くに7月に設けられたあずまやに、千羽鶴用のラックを置くことを決定。9月21日に完成し、同27日の犠牲者追悼式では遺族らが千羽鶴を掛けた。

 この日は会員17人が村を訪れ、ラックに「創立20周年記念」などと書かれた銘板を取り付けた。立ち会った王滝村の瀬戸普村長は「本当にありがたい」と感謝。記念大会委員長を務める長尾恵美子さん(69)は、「来年の春には会員でたくさん鶴を折って持ってきます」と話していた。

2018年10月 5日掲載