TOP2018年11月噴火の経験、木曽・三岳小で語る 生還のガイド小川さん
小川さん(左)の話に真剣に耳を傾ける児童たち

 御嶽山噴火災害から生還した飯島町の山岳ガイド小川さゆりさん(47)が16日、木曽町三岳小学校で5、6年生計12人に講演した。児童は御嶽山について学び、有志グループから「ジュニア火山マイスター」に認定されている。小川さんは、噴火時に生きるために取った行動を説明するとともに、児童から登山者に伝えてほしいことを伝えた。

 小川さんは動画などを見せて説明。噴煙を見てすぐに岩陰に隠れ、噴石が一瞬やんだ時に移動して頭と両手、左足だけが入る穴に逃げた。「恐怖と、自然を甘くみていた悔しさを感じた」。3回目の爆発後に噴石が止まり、(水のない)一ノ池を横切って逃げたものの「再び噴石がきたら助からない。いちかばちかの賭けだった」と振り返った。

 小川さんは「危機意識と装備に加え、地形などを頭に入れておく準備が必要」とし、児童たちには「登山者が真剣に危険について考えるように話してほしい」と訴えた。

2018年11月17日掲載