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甲斐勢×越後勢 信濃で対決  サッカーJ2「平成の川中島合戦」
(2003年9月1日掲載) 
 

バスやマイカーで大挙して訪れたサポーターたち。オレンジ一色の新潟側は、駐車場から入場ゲートまで長い行列




照明に芝生が鮮やかに浮かぶアルウィン。プロサッカーの激しい攻防とサポーターの応援で盛り上がった




敵に塩を送る―。両チームのサポーターが甲州ワインと越後の米菓を交換
 

「やったぁー、勝ったー」。J2現在首位の新潟を破り、甲府側スタンドは抱き合ったり、万歳をして大騒ぎ




試合開始前のセレモニーで、よろいかぶと姿の両県関係者が川中島合戦を再現




フェイスペインティングの無料サービス。ファンはチームカラーや応援する選手の背番号を描いてもらった

 松本市のアルウィンで八月三十日に行ったJリーグ二部(J2)のヴァンフォーレ甲府対アルビレックス新潟の公式戦。戦国時代、武田軍と上杉軍が戦った故事にちなみ「平成の川中島合戦」と銘打って、県内では初めて開催された。

 スタンドは山梨、新潟両県からツアーバスなどで押し掛けた一万三千人を超えるサポーターらで埋まった。双方のゴール裏はそれぞれのチームカラーである青とオレンジ色に染まり、声を合わせて歌を歌ったり、旗を振ったりし、統制のとれた応援合戦。キックオフ前には、ピッチによろいかぶと姿の武将たちも登場し、「合戦」を盛り上げる演出もあった。

 試合は甲府がJ2で現在首位の新潟に2対1で勝った。「アルウィンは選手との距離が近くてすばらしいスタジアム」と甲府サポーター。「川中島合戦」を名物カードにしたい甲府に対し、新潟はJ1への昇格争いが白熱中。昇格すると対戦できなくなるのが悩みの種だ。

 しかし、「両チームともJ1に昇格し、またここで川中島合戦を」と甲府サポーターの田代伸子さん(41)は、笑顔でエールを送っていた。
 
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