写真グラフ
 

やしょうま 細やか模様  花や小学校の校章も
(2004年2月16日掲載) 
 

「おいしーい」。子どもたちは校章のやしょうまに笑顔いっぱい=坂井小




「子どもたちの喜ぶ顔が浮かぶよう」。切ったばかりの坂井小校章のやしょうまが並ぶ=村の加工施設
 

お茶の時間も「校章やしょうま」の試作品を前に作り方の相談をする=村の加工施設




坂井小の給食に出すため、校章のやしょうま作り。いつもより米の粉を固く練りあげ、形を整える=村の加工施設




やしょうま名人の手さばきを見ようと、大勢の愛好家がカメラやメモを手に押しかけた実演講習会=8日、村直売所の「まんだらの庄」

 坂井村 給食に登場 児童感激

 白い米の生地の中に、淡く繊細な色づかいで、美しい模様が浮かび上がる「やしょうま」。

 東筑摩郡坂井村では、村郷土食研究会(宮坂便会長)が中心になり、農閑期のこの時期に連日、やしょうまを作って村直売所で販売している。このほど、実演講習会も行われ大勢の人が集まった。

 やしょうまは二月十五日の涅槃会(ねはんえ)の前日に、米の粉を練って色を付けた生地を「金太郎あめ」のように組み合わせ、花や木などさまざまな模様を作る。当日、輪切りにし、仏前に供える習わし。自然食、郷土食としての人気に加えて、自分で作る愛好家も増えている。

 「郷土色豊かな給食を」と、坂井小では十二日の給食献立にやしょうまが登場した。同研究会の女性熟練者が四人がかりで、半日以上かかった大作だ。

 「うわぁーきれいー」「すごいこれ、学校のマークだ」。子どもたちは花模様と校章のやしょうまを見てびっくり。裏返したり透かしてみたりして、「食べるのもったいないや」「一番最後にとっておこう」。ほとんどの子どもたちが、いとおしそうに眺めてから、ゆっくりゆっくり味わっていた。
 
写真グラフ 信毎フロント

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