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「スノーモンキー」大受け  山ノ内の地獄谷 外国人観光客でにぎわい
(2010年1月18日掲載) 
 

有名な「スノーモンキー」を見ようと、外国人観光客が連日訪れている




野猿公苑のあちこちにいる猿にカメラを向ける観光客




山ノ内町立志賀高原ロマン美術館で開催中の「スノーモンキー写真展」。県内外15人の約200点を4月11日まで展示している
 

週末には日本人客も多く、温泉の周りには人だかりができる






雪が舞う中、温泉につかる猿たち





地獄谷と渋温泉、湯田中駅を結ぶバス。1日6往復運行し、バス停から野猿公苑まで10分ほど歩く

 下高井郡山ノ内町の地獄谷野猿公苑のニホンザルが外国人に人気だ。温泉に入る冬季は「スノーモンキー」の愛称で親しまれ、各国からの観光客が連日訪れている。

 同苑によると、冬季の平日の平均来場者約150人の半数以上が外国人で、7割を超える日もある。多い日は500人前後が訪れる週末や休日も約半数は外国人という。

 オーストラリア人が最も多く、台湾、欧米のほか、最近は東南アジアからの客も増えてきた。町観光連盟によると、北安曇郡白馬村や下高井郡野沢温泉村に長期滞在しているスキー客が訪れるケースが多いという。

 メキシコから妻と長野市に観光に来て、宿に紹介されて足を延ばしたというマルコス・アチャーさん(46)は「メキシコにも温泉はあるが猿は入らない。おとなしくて安心できるし、とてもかわいかった」と話していた。

 スノーモンキーが海外に広く知られるようになったのは、1998年の長野冬季五輪を機に、各国のメディアが紹介したことから。同苑によると、09年は年間来場者約12万人のうち、約1万8千人が外国人だった。

 人気を受けて、同苑、町、渋温泉旅館組合などは4シーズン前から、12〜3月の週末、祝日などに、長野電鉄湯田中駅−渋温泉−地獄谷を結ぶ予約制のバスを運行。地元の飲食店や旅館は、英語のメニューや外国人スタッフを置いて外国人客に対応している。

[写真・文 太田一彰]
 
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