写真グラフ
 

木曽路結ぶ幻想の灯  キャンドルや雪像並ぶ
(2010年2月15日掲載) 
 

アイスキャンドルの明かりにほのかに浮かび上がった妻籠宿の家並み=13日、南木曽町アイスキャンドル祭り妻籠宿会場





アイスキャンドルがずらりと並べられた桃介橋=13日、南木曽町アイスキャンドル祭り三留野宿会場





アイスキャンドルの明かりに包まれて写真を撮る来場者。福島宿の第10回雪灯りの散歩路主会場には、氷の板や雪像などが並んだ=5日、木曽町福島八沢
 

奈良井宿の第12回アイスキャンドル祭りの開始式。大勢の住民が集まり、近くの二百地蔵を模した雪像が雰囲気を盛り上げた=3日、奈良井駅前




木曽町福島の雪灯りの散歩路で、川の中に配置されたアイスキャンドル。訪れた人たちは橋の上や河原で盛んにシャッターを切っていた=5日、八沢川




開田高原かまくらまつり。大きなかまくらの中で、こたつにあたりながら星空の話を聞く来場者=6日、木曽町開田高原西野

 木曽谷の11宿場と御岳山ろくなど4カ所の計15地区で1月下旬から13日まで、週末の夜を中心に木曽路氷雪の灯(ひ)祭りが開かれた。合計1万5千本余のろうそくが日没とともに各会場でともされ、冬の夜を彩った。

 祭りは馬籠宿(岐阜県中津川市・旧山口村)−贄川宿(塩尻市)の旧中山道沿線7市町村と木曽郡王滝村の、各商工会や観光協会などでつくる実行委員会の主催。

 奈良井宿(塩尻市)と木曽郡木曽町福島で10年ほど前から、雪像を飾ってアイスキャンドルや雪灯籠(とうろう)を点灯するイベントを開催。薮原宿(木祖村)でも07年に同様の催しを始めた。こうした動きに08年、木曽谷の連携を深めよう−と、NPO法人木曽ユネスコ協会が呼び掛けて14地区に拡大。昨年から名称も統一した。

 木曽町福島で5、6日に開いた第10回雪灯(あか)りの散歩路(みち)。団体ごとに作った雪像がキャンドルに照らされ、地元の幼稚園児らが作った氷の板も並んだ。家族で訪れた同町福島の萩原真瑚(まこ)さん(7)は「とても上手できれい。私も作ってみたい」。

 奈良井宿で3日に開いた第12回アイスキャンドル祭りは、通り沿いの照明ができるだけ消され、アイスキャンドルの明かりで建物の輪郭がほのかに浮かび上がった。訪れた人たちは「すてき」と歓声を上げていた。

 実行委員会の本南忠宜(ただよし)委員長(73)は「新たに始めた地区の住民の関心も出てきている。楽しみながら木曽路全体で盛り上げていきたい」と話している。

[写真・文 吉沢正志]
 
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