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松本山雅-甲府 前半、ゴール前のボールをクリアする松本山雅の守備陣

 県代表の松本山雅FCは、甲府市の小瀬スポーツ公園陸上競技場でJリーグ2部(J2)甲府と対戦。守備的な布陣を敷いて前半は無失点だったものの、後半2分に右サイドを崩されてFW小池にゴールを許し0-1で惜敗した。3年連続の3回戦進出とJリーグチームからの勝利はならなかった。
 J2で2位の原動力となっている長身FWハーフナーを控えに置き、スピードのある攻撃陣で臨んできた甲府。これに対し、松本山雅はDF阿部の故障もあり、センターバックが本職の多々良を左サイドバックで起用。守備力を高めた最終ラインに加え、中盤の選手も横一列に並んだ二重の壁でスペースを埋めたり、マークを受け渡したりして攻撃の芽を摘み、前半は「狙い通り」(DF飯田)の無失点。それだけに、後半開始直後の失点が惜しまれた。
 後半2分。自陣右サイドでDF玉林が球を奪われると、周囲のカバーも遅れて突破を許し、パスが渡った甲府のFW小池に決められた。「集中して入らないといけないところでやられた」と多々良。先に失点しないことを意識して浦和に勝った昨年とは異なる展開に、試合は一気に苦しくなった。
 甲府に主導権を握られると、力の差は歴然だった。MF鉄戸は「マイボールを簡単に失うことが多く、相手に消耗させられてしまう」と話し、FW武田も「(好機では)平常心を保ってしっかり得点できないと」と反省を口にした。
 この後、チームは11、12日に再開するJFLリーグ戦に入る。「きょうの結果で、まだ(目標の)J2で戦えるレベルじゃないと自覚したい」と吉沢監督。自分たちのサッカーをやり通せなかった事実を受け止め、今後に生かす姿勢を見せた。

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