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町田ゼルビアのサポーター(青いシャツ)からスタジアム建設の署名回収箱を引き継ぐAC長野パルセイロのサポーター=東京都町田市立陸上競技場

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)、町田ゼルビア対AC長野パルセイロ戦が行われた19日、町田の支援団体がスタジアム建設を求める署名活動で使った回収箱を、AC長野のサポーターに贈った。Jリーグ入りを目指す両クラブにとって、昇格基準を満たすスタジアムの建設は課題の一つ。試合会場の東京都町田市立陸上競技場で、ステンレス製の回収箱10個が手渡された。
 Jリーグ昇格には、座席数や照明の明るさなどで規定を満たすホームスタジアムがあることが必須条件。町田の支援団体「町田ゼルビアを支える会」は昨年10月から今年2月までに署名約5万人分を集め、町田市議会に提出した。その際、回収箱と署名用紙を飲食店などに置いたという。
 昨年12月、AC長野のJFL昇格が懸かる大会の応援に駆け付けたサポーターが、千葉県の会場で署名活動をしていた町田のサポーターと知り合ったのがきっかけ。町田での役目を終えた回収箱を、今季初対戦のこの日に譲り受けることになった。
 JFL1年目のAC長野も、サポーターや支援組織が3月上旬から署名活動を始めた。6月までに4万人分を集めることが目標だったが、東日本大震災を受けて中断。町田から回収箱を引き継いだのを機に、7月3日に長野市南長野運動公園で行う松本山雅FC戦から再開すると決めた。
 「町田ゼルビアを支える会」事務局長の石黒修一さん(53)は「町田サポーターの気持ちがこもった箱。互いに課題を乗り越えてJに前進できるといい」。AC長野のサポーター団体代表の古川康平さん(38)は「思いを引き継ぎ、再開後はたくさんの方から署名を頂く活動にしたい」と話していた。

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