がんばれ!信州サッカー

「優勝おめでとう」と書いた看板を店頭に置いたコンビニエンスストア=11日、長野市
AC長野の旗や初優勝を報じる本紙号外などを店先に飾る中込商店街の関係者=11日、佐久市

 佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で10日、悲願のJFL(日本フットボールリーグ)初優勝を決めたAC長野パルセイロ。ホームタウンの長野市や、南長野運動公園総合球技場(長野市)の改修工事に伴いホーム試合の開催地となっている佐久市で、チームを応援し、それぞれ街を盛り上げようとしている人たちからも喜びの声が上がった。
 「優勝した瞬間は声が出なかった」。長野市の長野駅周辺にある五つの商店会でつくる「パルセイロ活性化委員会」のメンバーで美容院経営の井川誠さん(59)は試合会場で優勝を見届けた。
 「(2015年3月に)北陸新幹線が金沢まで延伸したら長野駅は途中駅になってしまう。お客さんを呼ぶために、スポーツはとても力になる」。井川さんは試合会場から店のスタッフに連絡し、「優勝おめでとう」と書いた紙を作って店入り口に張り出してもらった。
 活性化委員会の委員長を務める長野市北石堂町のコンビニエンスストアオーナー、中村隆さん(65)も店先に優勝を祝う立て看板などを置き、「みんなで応援しようという機運が盛り上がっていけばいい」と期待していた。
 ご当地グルメとして「長野ヤキメン」の普及を目指し、10日の試合会場に屋台を出したグループの大野道啓さん(42)=長野市=は「初優勝に刺激を受けた。チームとともに、全国に『長野ヤキメン』を普及するため努力を続けたい」と話す。
 試合会場を訪れた人たちに商店街の地図などを配った佐久市中込の中込商店会協同組合理事長、大塚啓二さん(58)は、AC長野だけでなくアウェーのチームのサポーターたちも商店街を訪れてくれると説明。「試合が無ければ東北や九州といった遠方から佐久に来る機会もなかなかない。佐久をホームに選んでいただいて感謝している」と、初優勝を喜んだ。
 南長野運動公園総合球技場の改修工事は15年2月に終わる見込みで、チームは再び長野市に戻る。同球技場がある長野市篠ノ井地区のサポーター組織代表で、中華料理店を営む成沢敦さん(40)は「AC長野は僕たちの代表。地域全体で応援する意識を高めていきたい」。優勝を機に思いを新たにしている。

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