がんばれ!信州サッカー

敵地に駆け付け、スタンドから選手たちに声援を送る松本山雅サポーター=23日、北九州市

 「勝って松本に帰るぞ」。両チーム無得点のまま迎えた終盤、スタンドから、何度も大きな声援が飛んだ。サッカーJ2松本山雅FCがギラヴァンツ北九州と戦った23日夜の北九州市本城陸上競技場。その後も得点はならず引き分けたが、集まった約200人の山雅サポーターは、小雨が降る中、最後まで声を張り上げ、エールを送り続けた。
 サポーターは、翌24日の仕事を休むなどの予定を組み、バスツアーや飛行機、電車、車などそれぞれの手段で北九州市まで来た。バスツアーで来た会社員河内健治さん(45)=松本市=は「北九州の選手はホームで、地元サポーターの応援があって万全の状態で試合に臨める。山雅選手の不利な状況を自分たちの応援で少しでも有利に変えたい」と話した。
 試合は、なかなか北九州の守りを崩せなかったが、山雅サポーターは北九州サポーターに負けないほどの声援を送った。三重県に住む大学生の妹を連れて来た信州大医学部4年の斉藤瞳さん(21)=松本市=は「選手たちの攻める姿勢を見ることができ、応援も楽しかった。ただ、J1に向けて前に進むために勝ってほしかった」。
 九州にも山雅サポーターがいた。福岡県那珂川町のフリーター当真哲宗(とうまてっしゅう)さん(19)は、元日本代表DF松田直樹さん=2011年8月に34歳で死去=の存在をきっかけに山雅を知った。松本市のアルウィンに行ったことはないが、山雅の試合は毎試合テレビで見ているという。「選手とサポーターが一緒に戦う山雅の雰囲気が好き。ぜひJ1に行ってもらいたい」とエールを送った。

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