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 民間シンクタンクのNPO法人「SCOP(スコップ)」(松本市)は4日、松本山雅FCがJ1に昇格する2015年の経済波及効果は42億9千万円に上るという試算を発表した。松本山雅がJ2に昇格した12年終了時にSCOPが算出した24億2千万円から18億7千万円増加。「今季J1で活躍するクラブと比較しても互角またはそれ以上の経済波及効果を生み出す」としている。
 消費支出総額は、運営会社が支出する15億円、チケット販売額4億円、ホーム試合観戦で来場者が消費する計13億9千万円などで計37億7500万円。うち県内の生産活動で賄われる26億3500万円を「直接効果」とし、グッズや会場で飲食物を販売する業者などが得る「間接効果」を計16億5700万円とし、直接、間接の効果の合計を42億9200万円と算出した。
 SCOPが12年にサポーターを対象に行ったアンケートや試合運営費などのデータを基に算出した。1試合の平均観客数を近年の観客数の伸び率の推移から、1万4千人と推定。運営会社の運営費、観客数の増加などが効果拡大に寄与している。
 これまでに発表されたJ1昇格経験クラブの経済波及効果推計も紹介。単純比較はできないものの、柏レイソルがJ1で優勝した11年に推計された効果(42億円)に並び、12年のアルビレックス新潟(36億円)を上回るとする。
 地元企業が販売するライセンス商品、サポーター会員らに特典を付けるサポートショップの売り上げへの効果は含まれていない。SCOPの担当者は「実際の経済波及効果はさらに大きいだろう」としている。

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