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今節の東京V戦に向けて練習する松本山雅の選手たち=31日、松本市かりがねサッカー場

 サッカー明治安田J2は31日、台風のため延期されていた第35節の讃岐―町田が引き分けとなり、全チームの試合数が並んだ。3位町田は勝ち点69にとどまり、同70の松本山雅はJ1自動昇格圏(2位以上)の2位をキープ。首位から6位までが勝ち点差6に収まる大混戦のまま最後の3試合に臨む。
 次の第40節は上位6チームが互いにぶつかる対戦が組まれている。前節、大分との首位攻防戦に敗れて2位に後退した松本山雅だが、5位の東京Vをホームに迎える次戦で勝利をつかめば、自動昇格への道が大きく開ける状況になった。
 松本山雅は、7月の第22節で首位に立ってから自動昇格圏をキープしている。ただ、終盤戦になって勝ちきれない試合が増え、最近10試合で得た勝ち点は14(3勝5分け2敗)と足踏み状態。得点力不足と故障者の増加という不安材料を抱えており、この先も正念場が続く。
 現在は2試合連続無得点で、ホーム戦は2試合続けて20本以上のシュートを放ちながら1点も取れていない深刻な状況だ。前節は、攻撃の核になる前田とセルジーニョをけがで欠き、好機をほとんどつくれなかった。31日の全体練習は、全33選手のうち10選手がけがのため別メニュー。この10選手による得点はチーム総得点の半数に当たるため、けが人の増加が得点力不足に直結していると言える。
 残り3試合に向けて、故障者が復帰できるかや、離脱した選手の穴をチーム全体で埋められるかが焦点になる。
 自動昇格の条件は昨季までと同じだが、3〜6位によるプレーオフ(PO)は今季から、J1の16位(J1ライセンスがない町田が2位以上の場合は17位)との入れ替え戦が新設され、厳しい条件になった。松本山雅は2016年にPO敗退の苦杯をなめているだけに、今季は是が非でも2位以上に入りたい。
 リーグ最少失点の守備陣には安定感があり、田中や飯田ら14年のJ1昇格を支えたベテランが精神的な柱になっている強みもある。反町監督は「ここまで蓄積してきた良さを残り3試合で出していく」と強調。「ここからの1試合で来年の立ち位置が変わってくるということに責任感を持ってやる」と話している。

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