がんばれ!信州サッカー

最終節を終えサポーターにあいさつをするAC長野の本田監督(中央)と選手たち=3日、長野Uスタジアム

 サッカー女子なでしこリーグ1部(10チーム)のAC長野パルセイロ・レディースは、今季を通算6勝4分け8敗の7位で終えた。前半戦を5位で折り返し、後半戦は期限付き移籍していたドイツ1部チームから横山が復帰して巻き返しを狙ったが、成績は下降。目標の3位以内には届かず、1部に昇格した2016年の3位、昨季の6位も下回った。
 振るわなかった要因の一つに、チームの将来的な成長を見据えた新しいスタイルの完成度が高まらなかったことが挙がる。今季は攻撃の幅を広げようと、ボール保持しながら相手を崩す戦術にも力を入れた。だが、パスやトラップのミスでボールを奪われるケースが最後まで目立った。
 それでも前半戦は4勝2分け3敗とまずまずの結果。本田監督が「うまい選手はいない」と話すように、突出した能力を持たないと自覚する選手たちが、お互いをカバーし合って戦った。
 だが、高い個人技を持つ横山が復帰した後半戦は、「何となくみんなが横山頼みになる部分があった」と本田監督。「(ボールを持った)横山を追い抜いて前に出る選手、後ろでサポートする選手が少なかった」といい、連動した攻撃を仕掛けきれなかった。
 昨季より守備ラインを上げ、高い位置からボールを奪いにいく戦術を主に採用した守りは、18試合で計27失点。昨季の16失点を大きく上回り、無失点試合は昨季の半分の4試合にとどまった。守備時の味方との連係やクロスの対応などに課題を残した。
 最後の6試合は未勝利(2分け4敗)で終了。本田監督は「(将来)常に上位を狙えるチームをつくる中、苦労した3年目」と総括した。先を見据えた今季の挑戦から得た収穫と課題を整理し、来季にどうつなげていくかだ。

新着ニュース

チーム別ニュース

記事アーカイブ

PDF号外