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 J1リーグ戦は残り5試合。17位に沈む松本山雅はJ2降格の瀬戸際に立たされているが、勝ち点差3の15位鳥栖、同差2の16位湘南との直接対決を残しており、自力でJ1残留を決められる立場でもある。攻撃的なスタイルにかじを切った直近3試合は好内容で勝ち点を上積みしており、チーム状態は上向き。逆転で残留ラインに滑り込む可能性は十分にある。
 残留を争う相手の結果次第で状況は節ごとに変わるものの、チームは「鳥栖と湘南に勝つことはマスト(必須)」(岩上)との意識で一致している。引き分けでは状況が変わらないため、この2チームに勝つことが自力で残留するための条件。加えて、C大阪、横浜M、G大阪の強豪相手にどれだけ勝ち点を得られるかが大事になる。
 反町監督は第27節のFC東京戦から基本布陣を変えた。中盤の底を2人から1人に減らし、前線は2トップの下に2人を並べる布陣を採用。得点力不足の課題解消には至っていないが、連係で相手守備を崩し、ペナルティーエリアに進入する回数は増えた。8月に元日本代表の水本が加入した3バックの安定感も増しており、シーズン最終盤になってチーム状態はピークを迎えている。
 残り5試合で問われるのは、内容よりも結果だ。前節の鹿島戦は、先制後に続いた攻勢の時間帯で追加点を奪えず、後半にPKから失点して引き分け。今季は一度も連勝がなく、勢いを得られていない。
 反町監督は「苦しい状況であることは間違いない」としつつ、自力で残留を決められる立ち位置であることを踏まえ、「大事なことは自分たちがどうするかだ」と話している。

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