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公式グッズの仕分けをする松本山雅スタッフ

 サッカーJ2松本山雅の運営会社が、オンラインショップによる公式グッズ販売を強化している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で公式戦が中断しているため、グッズ販売はクラブにとって「唯一の収益事業」(上條友也副社長)。ファンやサポーターとの接点を増やし、「OneSoul(ワンソウル)」で難局を乗り越えようと知恵を絞っている。
 オンラインショップ強化は、昨季のグッズ販売が不振だった反省が出発点。チームは4年ぶりにJ1に参戦したものの、グッズ販売による収入は前のシーズンと比べて1600万円余マイナスの2億3400万円余にとどまった。収入の柱になっているスタジアムでの直販が伸び悩んだことが要因という。
 オンラインショップの売上は、スタジアムでの直販の半分程度。上條副社長は「他クラブと比べてオンラインの割合が低い」と分析し、今季はさまざまな仕掛けを考えてきた。その第1弾として、4月26日までの10日間限定で、一定額以上の購入で送料無料(通常は県内700円)にする初の試みをしたところ、直前の10日間と比べて売り上げが10倍に激増。グッズを購入することで選手との接点を感じられる特典を用意するなど、第2弾、第3弾のキャンペーンを打ち出す準備をしている。
 4月29日に開催したクラブとサポーターが話し合う「サポーターミーティング」では、サポーターから「グッズを買ってクラブを支援したい」「家で楽しめるグッズをつくってほしい」といった声が出た。クラブは「おうちでやまがSTAYHOME!」と銘打ち、料理や部屋での運動に使えるグッズなどをアピールしていく考え。5月中にはオリジナルのマスクの販売も計画している。
 上條副社長は「日常から山雅が薄れているファンやサポーターの皆さんに、グッズを通して少しでも山雅を感じてもらいたい。グッズ販売の収入を伸ばし、(今期の)厳しい経営を支えたい」と話している。

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