がんばれ!信州サッカー

ホーム開幕戦を前に語る神田文之社長

 サンプロアルウィン(松本市)にヴァンフォーレ甲府を迎える4日のホーム開幕戦を前に、サッカーJ2松本山雅FCの運営会社社長、神田文之さん(42)が信濃毎日新聞の取材に応じた。「選手がピッチ上で精いっぱい走る姿を地域に届けて、山雅を新型コロナウイルスから回復する象徴のような存在にしたい」と決意を語った。
 2月下旬、新型コロナ感染拡大を受け、Jリーグの全公式戦が中断された。チケットなどの収入が途絶える一方、クラブ運営費は月1億円以上かかる。練習も非公開となった。「サポーターの生の応援は選手にとって大きな原動力。新加入の選手も多く、苦しかっただろう」と推し量る。
 「苦しい思いをしたのは山雅だけではない」と神田さん。地域全体で新型コロナ禍を乗り越えようと「OneSoul,OneHeart」プロジェクトを始めた。第1弾として5月24日、アルウィン前で弁当などをドライブスルー形式で販売。売り上げが減った飲食店を支援した。
 神田さんは自ら車の誘導に立った。「頑張ってね」などと声を掛けられたといい、「久しぶりに顔を出すことができて良かった」。選手が参加する観光プロモーションなど、今後もサッカークラブの枠を超えた活動を広げる。
 Jリーグは10日から観客を迎えての試合となる。来場者への検温徹底など、感染防止策には力を入れる。一方で「エンターテインメント性が薄まらないよう、楽しめる要素をもっと盛り込んでいきたい」と、模索を続ける考えだ。

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