北アルプスの天然水 「源流」を訪ねて サントリーが大町で生産

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今年夏に出荷が始まり、店頭や自動販売機で見かけるようになったミネラルウオーター「サントリー天然水 北アルプス」。長野県北部の大町市に新工場が完成し、稼働を始めたとの記事は読んでいたが、新工場はIoT(モノのインターネット)を活用した最新設備だけでなく、見学客らの体験も重視し「開かれた工場」を目指すという。2022年春以降という一般見学の受け入れに先立ち、工場を訪ねた。

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地下水が充てんされ、ラベルを貼る工程に向かうペットボトル
デッキから望んだ生産ライン。ミネラルウオーターが生産ラインを流れていく様子の他、自動走行するロボットが見られる
くみ上げた地下水をろ過し、熱で殺菌する装置。近くは温度が高く感じられる
550ミリリットルのペットボトルの材料となるプリフォーム(右)。熱して型にはめて、高圧の空気で膨らませて成形する
工場内で成形されたのペットボトル。高速で動く機械の中で映画フィルムのこまのように浮かび上がる
ラベルが貼られるペットボトル。機械のスピードが少し緩やかになった時に撮影できた
官能検査をする後藤さん。担当するには、かすかな異臭をかぎ分ける能力を評価する社内試験に毎年合格しなければならない
北アルプスが望めるデッキで語る沢田工場長。「北アルプスっていい所だよね、と感じられる場所にしていきたい」
〈サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場〉大町市常盤にあり、敷地面積は約41ヘクタール。延べ床面積は4万平方メートル余。投資額は240億円。今年5月31日から稼働し、6月25日に出荷を開始。年間生産能力は、1ケース当たり550ミリリットル入り24本換算で、1500万ケース。長野県内では「南アルプス」から順次切り替え、北陸、東海地方への出荷を予定している。
〈ミネラルウオーター〉農林水産省のガイドラインによると、特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の処理をしない物は「ナチュラルウォーター」。このうち、地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性含む)を原水とした物が「ナチュラルミネラルウォーター」。サントリー天然水はこれに当たる。

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