飯田市で育った日系4世、ブラジルで記者に 「デカセギ世代」の子ら取材

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ノートパソコンで原稿を打つ松永さん=2022年12月16日、ブラジル・サンパウロ

 飯田市で育った日系ブラジル人4世の松永エリケさん(20)=ブラジル・サンパウロ在住=が、ブラジル唯一の邦字紙「ブラジル日報」で記者として働いている。1908(明治41)年に日本から最初の移民がブラジルに渡り、今年で115年。90年代に、子孫による日本への「デカセギ」が本格化してからは30年余が経過した。一般家庭とは違う生活を送ってきた日系人のことを知ってほしい―。デカセギ世代の子ども世代に焦点を当てた連載などにも取り組んでいる。

 父は17歳、母は15歳の時にそれぞれ出稼ぎで来日。一人っ子の松永さんは3歳まで外国人住民が多い群馬県伊勢崎市で過ごした。両親の離婚を機に、母親と一緒に祖父母らが住んでいた飯田市に移住。「長野県人としての意識を持って育った」

 日本語を話し、スポーツも得意で国籍を理由に学校でいじめられたことはなかった。飯田風越高校(飯田市)1年の夏休み、ブラジルへ…

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