■コラム「硬面軟面」 植草学(編集委員) 日本で最も注目される文芸の賞、芥川賞と直木賞の選考会(7月15日)が近づいてきました。今回、芥川賞では長野市生まれの八木詠美さん(37)が候補の1人に挙がっています。昨年4月から本紙の書評委員に加わっていただいている作家です。私も固唾(かたず)をのむよう…
暑くなる季節にちょっと涼しくなるかも…。須坂市野辺の「世界の民俗人形博物館」で「ちょっと怖い人形展」が開かれている。夏に怪談にまつわる人形を展示し、楽しく見てもらおうと企画。世界各国の「ちょっと怖い」人形約50体が並ぶ。 愛らしい顔つきの市松人形は、髪が伸びるという話で知られる。学芸員の新海徹さ…
飯田市のイラスト書道家、和全(わぜん)さんの個展「二度見するほど気になる古代文字展」が26日、同市上郷別府のはにかむべーすで始まった。約3千年前に中国大陸で生まれた甲骨文字をはじめとする古代文字とイラストを組み合わせた作品など55点を展示。難しいイメージがある書に気軽に親しんでほしいという。 作…
米ニューヨーク・ブルックリン博物館が所蔵する古代エジプトの遺物を紹介する「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」(県、県立美術館、信濃毎日新聞社など主催)が27日、県立美術館(長野市)で始まる。彫刻や陶器、ミイラなど約150点で3千年にわたる文明の盛衰をたどる。監修したエジプト考古学者で名…
千曲市戸倉の複合施設「raum(ラウム)戸倉宿」の多目的スペース「昭和蔵」で、かつて蔵元「坂井銘醸」として栄えた同施設を題材にした現代アートの個展が開かれている。千葉県船橋市の版画家横尾拓郎さん(39)が400年以上の歴史を誇る酒蔵からイメージを広げた版画作品22点とインスタレーション(空間芸術)…
松本市で6日開かれた「信州岩波講座/まつもと」で漫画家のヤマザキマリさん(59)が「違いを生きて~世界、イタリア、日本~」と題して講演した。要旨を紹介する。 ◇ 私、そもそも外国に行ってバリバリやりたいな、と考えたこともありません。自分の意図で世界を転々としてきたというより、いきさつでこんな生き…
サンリツ服部美術館(諏訪市)は花をテーマにした企画展「花をうたえば 花を愛でる日本の人々」を開いている。花や鳥を題材に詠んだ和歌が書かれた断簡や菊や水仙が描かれた陶磁器など前期と後期に分けて計53点を展示。初公開の作品や重要文化財も展示している。 主に平安―江戸時代の作品を展示。平安前期の歌人紀…
飯田下伊那地域の地場産業で、住民に愛されている「半生菓子」をテーマにした日本画の展覧会が17日、飯田市銀座のギャラリー吾亦紅(われもこう)で始まった。京都府宇治市の福井安紀(さだのり)さん(55)と岐阜県多治見市の木全靖陛(きまたやすのり)さん(49)の日本画家2人が、半生菓子への愛を込めて描いた…
俳優の黒柳徹子さんが着用した衣装や収集した美術品などを展示する黒柳徹子ミュージアム(北佐久郡軽井沢町)が、黒柳さんの声を基にAI(人工知能)が作成した音声モデルを音声ガイドなどに導入した。音声関連技術の研究開発などを手がけるエーアイ(東京)のサービスを活用。黒柳さんの話し方や声色を再現したAIの音…
諏訪市小和田南の現代芸術家宮坂了作さん(75)の個展が11日、新潟県十日町市にある「越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)」で始まる。長野県外での大規模な個展は初めて。創作の原点を「Farmer(百姓)」とする宮坂さんが、竹ぼうきを絵筆代わりに描いた新作が並ぶ。未公開作品も展示するほか、宮坂さん…
山形県を拠点に活動する日本画家、古田和子さんの作品を並べた「だれかの手触り 山のうたと湖(うみ)のささやき 古田和子展」が、下諏訪町のハーモ美術館で開かれている。古田さんが同館で個展を開くのは初めてで、諏訪湖の風景を基にした日本画など26点を展示している。5月6日まで。 古田さんはその土地に生息…
佐久市教育委員会は、インターネット上で市の文化施設に収蔵された美術品の鑑賞や、歴史資料の閲覧ができる「デジタルミュージアム」を開始した。高精細なデジタルデータとして保存して後世に引き継ぎ、佐久の歴史や文化に触れるきっかけにもしてもらおうと企画。市民の関心を高めたり、情報発信に活用したりする狙いだ。…
上田市立美術館は11日から、企画展「美しいユートピア 理想の地を夢みた近代日本の群像」を開く。20世紀の絵画や工芸の分野で活躍した主に国内の芸術家たちが、それぞれ思い描いた「ユートピア(理想郷)」がテーマ。自らの理想を追い求めながら生み出した作品約170点が並ぶ。 同館やパナソニック汐留美術館(…
神奈川県鎌倉市の写真家、阿部充紘さん(29)が昨夏から今年2月にかけて石川県珠洲市を中心に撮影した作品を並べた個展「轍(わだち)」が3日、朝日村針尾のギャラリー「BLUE HOUSE STUDIO(ブルーハウススタジオ)」で始まった。能登半島地震に遭った地で「道」を写したモノクロームの9点を展示。…
昨年4月から休館し、改修工事が行われていた朝日村の朝日美術館が3日、リニューアルオープンした。改装後初の企画展は「週刊新潮」の表紙絵を29年描いている現代アート作家でイラストレーターの成瀬政博さん(79)=松川村=の大規模な個展。アクリル絵の具で抽象的に描いた作品54点が並んでいる。 成瀬さんが…