信大の新学部の再検討方針 飯田・長野両市に中村学長が説明
信州大(本部・松本市)の中村宗一郎学長は30日、設置を検討している情報系新学部の立地や規模を再検討する方針を固めたことについて、新学部誘致を目指す飯田、長野の両市役所を訪れて市長や担当者らに説明した。両市によると、学長は再検討には時間を要するとして改めて結果を報告するとした。
信大の新学部を巡っては、飯田市の佐藤健市長は昨年10月の記者会見で誘致活動を始めると表明。翌11月には長野市の荻原健司市長も長野広域連合理事会で新学部誘致の意向を示し、両市の誘致活動が盛んになっていた。
飯田市によると、学長はこの日、養成する人材像や学部の設置目的を再度学内で議論する必要があるため時間がかかるとし、検討結果の報告時期には触れなかった。佐藤市長は…