ラサール石井氏が全国行脚 思い描くのはお笑いを通じた崖っぷちの社民党再生〈政界探見〉
■副党首に就任、老舗の再建なるか
7月の参院選で初当選したタレントのラサール石井氏(69)が社民党副党首に就任した。福島瑞穂党首との二枚看板で、崖っぷちを長くさまよう老舗政党の再建を目指す。お笑いトリオ「コント赤信号」のメンバーとしてお茶の間に笑いを届けてきた異色の新人幹部は、古めかしい党のイメージを払拭し、新しい風を起こすことができるか。
「人間にファーストもセカンドもない」。石井氏は6日、鳩山由紀夫元首相とインターネット番組で対談し、「日本人ファースト」を掲げる参政党を厳しく批判した。
石井氏は大阪市出身。ラ・サール高校から早稲田大に進んだが、ミュージカル研究会などの活動にのめり込み4年で除籍に。コント赤信号を結成してコメディアン、俳優、司会者、演出家として多彩な才能を発揮した。テレビアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公、両津勘吉の声優としても知られる。
出馬を決断したのは社民から熱烈な「ラブコール」を受けたからだ。社民は参院選前、公職選挙法上の政党として存続できるかどうかの瀬戸際にあった…