男性職員育休取得「100%」達成へ、長野県が環境整備 推進員任命や兼務の試行
県は男性職員の育児休業取得を促すため、職場環境の整備に乗り出した。県は育休などを1カ月以上取得する男性職員の割合を2025年度に100%とする目標を定めており、9月には各部局で育休取得の推進役となる職員を「子育て支援推進員」に任命。11月からは、他部署の職員が、育休を取得した職員の業務を兼務して補う「育休サポートマッチング」の試行も始めた。
県職員キャリア開発課によると、推進員には各部局の課長補佐や地域振興局の副局長ら計28人を任命。10月に推進員を集めた会議を開き、各職場で育休対象の職員を把握し…