小平奈緒『Link』(41) 股関節の違和感を抱えながら
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■北京五輪へ時間をかけて
コロナ禍の2020年夏は、活動拠点の信州大学や長野市エムウェーブなどの屋内施設が使えなくなりました。練習道具を外へ持ち出し、エムウェーブの屋根の下や芝生の上で練習しました。
信州大の学生と卒業生らでつくる私たちのチームは、もともと限られた環境の中で工夫しながら練習してきたので、そのことへの不満はなかったです。ただ、体育館の床ではなくコンクリートの上での練習は、左股関節の状態があまり良くない私にとっては負担になっていたと思います。
また、結城先生は大学教授という立場上、コロナの感染拡大中に学生を集めて指導することができない状況でした。なので私が学生に声をかけて練習していた期間があります。コーチの役割もして教える立場を経験できたことはプラスでしたが、自分の練習に集中できない時もありました。
このシーズンはコロナの影響で年内のワールドカップ(W杯)が全て中止になり…
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