今年注目の1冊、書いたのは長野県出身の35歳 念願の作家になって挑むのは 

「ヤングアダルトの分野を開拓したい」と話す長谷川さん=6月26日、東京都品川区

〈Goingマイウェイ 首都圏発〉(39)ヤングアダルト作家・長谷川まりるさん(35) 原村出身・東京都

 ■「杉森くんを殺すには」

 夏休みの宿題といえば、読書感想文。この時期、書店には小中学生、高校生向けの本が平積みされている。今年、注目されている1冊が「杉森くんを殺すには」(くもん出版)。児童文学に似つかわしくない物騒なタイトルの本は5冊目の単著で、昨年の野間児童文芸賞を受賞した。

 主に10代を対象にしたヤングアダルト作品を執筆。「高校生になると、親からルールを押し付けられることが少なくなり、自立し始める。そのぐらいの年代の精神性、自由さが好き」だと話す。

 ■ファンタジー小説にのめり込んだ中学時代

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