松本労働基準監督署と松本労働基準協会が、松本蟻ケ崎高校(いずれも松本市)書道部員の協力を得て、県内の最低賃金(最賃)や、物流・交通の「2024年問題」を周知するポスターを作った。労基署の職員が6日に同校を訪れ…
諏訪市の中洲小学校の4年生が音楽の授業の一環として、諏訪地域の木やりの体験学習をしている。地域の伝統的な音楽に親しんでもらおうと企画。諏訪市木遣(きやり)保存会(諏訪市)の会員が講師となり、6日は児童約30人が…
松本市の陸上自衛隊松本駐屯地の若手隊員7人が6日、駐屯地内で県産の野沢菜と大根を漬ける作業をした。1964(昭和39)年から続くこの時季の恒例行事。市民有志でつくる「山岳部隊婦人の会」の会員5人の指導を受け、野沢菜40キロ、大根100キロを漬け込んだ。 白衣に身を包んだ隊員らは野沢菜を束にして縛り…
白馬村は来年春、学校になじめなかったり、家庭環境に問題を抱えたりする子どもを支援する施設「子ども第三の居場所」(定員20人)を村内に設ける。子どもたちが安心して過ごせる場所を提供し、学習や生活習慣の改善を支援するなどして将来の自立につなげることが目的。全国で同施設の開設を進めるB&G財団(東京)が…
松本市教育委員会は5日、四賀小学校と会田中学校の給食を作る四賀学校給食センターで有機農作物を使った「有機給食」を提供した。有機食材の使用拡大が狙い。市内で生産される有機野菜から献立を考え、米や豚肉なども県内産にこだわった。児童たちは有機農産物の生産者の話を聞きながら、おいしそうに味わった。 市教…
松本青年会議所(JC)の2024年度(1~12月)の役員6人が1日、松本市の信濃毎日新聞松本本社を訪れ、「5年、10年後も個人やまちが輝く松本をつくりたい」などと意気込みを語った。 24年度のスローガンは「光輝燦然(こうきさんぜん)」。「一瞬の輝きではなく、輝き続ける松本の実現」を基本理念とする…
県内在住や県出身の詩の愛好家でつくる県詩人協会(事務局・伊那市)は3日、第34回県詩人祭を松本市内で開いた。前会長の和田攻(こう)(本名・おさむ)さん(80)=長野市=が「我が詩と共に歩む人生考」と題して講演したほか、会員がこの1年間で発行した優れた詩集を表彰する「詩人賞」を2人に贈った。 東京…
サッカーJ3松本山雅FCは5日、マスコットキャラクター「ガンズくん」をデザインした「交通安全かるた」17セットを松本市島立小に贈った。同小での寄贈式には国分龍司選手と藤本裕也選手=写真右=が訪れ、1年生53人とかるたで遊んだ。 かるたは交通安全を学んでもらおうと…
旧上伊那郡美和村(現伊那市)生まれのフォトジャーナリスト伊藤孝司さん(71)=三重県=が北朝鮮の一般市民を撮影した写真の展示会が、6~10日に松本市美術館で開かれる。同市で写真展を開くのは初めて。拉致問題や軍事的緊張といった政治や外交面の課題が解決せず、北朝鮮について否定的な情報が多い中、草の根レ…
日ごとに冷え込みが増し、雪をまとった山々が冬の訪れを感じさせる。松本市原の実家で、地域に江戸時代から伝わる正月の縁起物「お神酒(みき)の口」(国選択無形民俗文化財)を作る千野恵利子さん(65)=塩尻市=のもとを訪れると、素早い手つきで黙々と作業を進めていた。 お神酒の口は、年の瀬に2本のとっくり…
木曽郡南木曽町の南木曽小学校6年生28人が5日、町内の体験施設「田立和紙の家」で、手すき和紙を作った。来年3月の卒業式で受け取る卒業証書を自分たちですく恒例行事で、農家の冬の副業だった地域産業を学ぶ狙い。田立和紙保存振興会の会員に教わりながら取り組んだ。 目の細かいすだれを載せた木製の「桁(けた…
松本市の松本商工会議所と松本商店街連盟は5日、2025年2月末で閉店する松本市中央1の松本パルコの後利用について市の積極的な関与など4項目を求める要望書を臥雲義尚市長に提出した。図書館機能を含む公民連携の複合施設としての後利用案が浮上する中、閉店後に速やかに施設を開館、再開できるよう協力を求めた。 両団体の役員ら8人が市役所に臥雲市長を訪ねた。赤羽真太郎会頭は
日本公民館学会(事務局・筑波大)は3日、同学会設立20周年記念シンポジウムを塩尻市中央公民館で開いた。公民館を巡って設置数の減少や指定管理者制度の導入、新型コロナウイルスの感染拡大など大きな変化があった20年を振り返り、今後の役割を考えた。全国の研究者や公民館職員などオンラインを含め約80人が聞い…
サッカーJ3の松本山雅FCが奈良クラブとの今季最終戦に臨んだ2日、サンプロアルウィン(松本市)には7022人のサポーターが駆けつけ、選手たちを後押しした。冷たい北風が吹く中、チャント(応援歌)や手拍子に乗せて最後まで声援を送ったが…
木曽青峰高校(木曽町)インテリア科デザインコースの2年生12人が4日、町内の道の駅日義木曽駒高原に新商品のアイデアを提案した。道の駅が若者の発想を取り入れたいと初めて企画。生徒たちは同校で道の駅関係者らに思い思いの考えをアピールした。 生徒たちは1~4人の6班に分かれ、道の駅を見学したり、課題を…