駆除されたニホンジカの革製品を販売へ 諏訪市と飯田市の企業が連携
工業デザインなどのケルビム(諏訪市)が、諏訪地域で捕獲されたニホンジカの皮を使った革製品の販売を本格化させる。皮革製造の宮内産業(飯田市)などと連携して長財布とポシェットを開発し、販売に向けてクラウドファンディング(CF)を始めた。廃棄されることが多い皮を有効活用して高齢化が進む猟師の収入増にもつなげ、持続的に地域資源が循環して森林環境が守られる仕組みをつくりたいとしている。
諏訪地域の猟師が地元で捕獲した鹿の皮を宮内産業がなめし、都内の縫製工場で加工する。表面にざらつきを出す特殊加工が特徴で、皮に多少傷があっても製品化できるという。ブランド名は「ENDEAR(エンディア)」で、長財布は高さ10センチ、幅19・5センチ、厚み2・5センチ、ポシェットは本体部分が高さ24・5センチ、幅22センチ、厚み1・3センチ。それぞれ「深森(ブラック)」「蒼岳(ブルー)」「秋灯(キャメル)」の3色を用意する。