児童が紡ぐショートショート 軽井沢町の4小学校、連携の一環で

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ショートショートを書く軽井沢東部小の5年生

 軽井沢町内の公立3小学校と私立軽井沢風越学園で5日、児童が合同で短編小説のショートショートを作る取り組みが始まった。町内の公私立学校による連携の一環で、作品は図書館に展示し、児童同士の交流も計画。この日はショートショート作家の田丸雅智さん(34)と各校の教室をオンラインでつなぎ、思いついた「不思議な言葉」から小説を書く授業があった。

 軽井沢東部、軽井沢西部、軽井沢中部の各小学校と風越学園から、それぞれ一部学年の計約500人が授業に参加。田丸さんの指導で、児童らは頭に浮かんだ単語と、そこから連想される言葉を次々に書き出した。その後、言葉を組み合わせて「メロントンネル」「ストーブイカ」など、一見すると謎めいた言葉を創作。つくった言葉から想像を膨らませ、短い物語風の文章に仕立てた。

 軽井沢東部小5年の…