【新連載】〈わたしとG7外相会合〉① 苦手な英語、笑顔で伝える
先進7カ国(G7)外相会合の16日開幕まで10日余りとなった軽井沢町。さまざまな立場で大舞台に関わる住民らに意気込みを聞いた。
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■海外メディア向け 通訳ボランティアの予定 軽井沢高校2年 重田夢菜さん(16)
軽井沢高校2年の重田夢菜さん(16)は軽井沢町で開く先進7カ国(G7)外相会合で、他の高校生たちと通訳ボランティアを務める。会合に合わせて町内に設置される案内カウンターで海外メディアへの地元情報の提供などを担う予定だ。
「伝えたいという気持ちが大事だと思う。おどおどしちゃうと伝わるものも伝わらない。笑顔で楽しそうに伝えたい」。2月から町内の通訳・翻訳業「軽井沢ガイドサービス(KGS)」で長期インターンシップをしている。G7会合のボランティアはその一環だ。
実は英語は苦手。インターンシップに自ら応募し、外相会合のボランティアに参加することに家族ら周囲も驚いた。しかし、人と関わることが好きで、外国の人と交流できるようになりたかった。これをきっかけに英語を好きになりたいと参加を決めた。
G7会合に向けて機運を高めようと3月22日に町内で…