古さと新しさ同居する宿 金宇館(松本市)〈Reborn信州観光〉

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鉄平石を敷き、暖炉を設けた金宇館のラウンジ

■次の100年へ 本館を改修

 ガラスの花器に生けたドクダミの白い花が1輪、2輪…。ハート形の葉がダウンライトを浴び、古びた2段の和だんすの上に影を落とす。北向きの窓から入る柔らかな光に、ベッドシーツの白さと張りが際立っていた。

 老舗温泉旅館金宇(かなう)館(松本市)の本館2階の客室「包(つつみ)石(いし)」。4代目館主の金宇正嗣さん(40)は「元々は小さい部屋が並んでいたんです」と話し、改修でむき出しとなった古色を帯びた柱を見やった。

 1928(昭和3)年創業で建物や設備が老朽化。客室に錠がないなど…

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