日曜日の午前6時過ぎ、電話が鳴った…「24時間体制」地域福祉の守り手の苦悩 

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厚生労働相名の委嘱状を手にする田中さん(仮名)。求められる役割は想像以上に大きかった=13日、塩尻市

 ■民生児童委員・塩尻市の72歳奔走

 10月初めの日曜日。午前6時過ぎ、塩尻市の民生児童委員、田中武則さん(72)=仮名=の自宅の電話が鳴った。かけてきたのは担当地区に暮らす80代男性だ。病院に2カ月間入院していた80代の妻が数日前に退院し、2人での生活に戻ったが、ともに車を運転しないので、通院が必要な妻の移動手段をどう確保すればいいか―との相談だった。

 田中さんはこの日、担当地区の高齢者を対象にした集いを運営しないといけない。参加者20人ほどの半分は、別の委員と2人で手分けして車で送迎する。ひとまず男性の家に出向き

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