ホタル保護100年の物語 光の命脈をつなぐバトン(辰野町)

会員記事
ヤマボウシとゲンジボタル(北條善春さん提供)

■コラム「この地から」 論説顧問・丸山貢一

 点のような青白い光が水辺の草むらをもぞもぞと移動している。

 月明かりもない5月上旬の夜、上伊那郡辰野町の松尾峡。お尻に小さな発光器を二つ持つゲンジボタルの幼虫だ。

 一帯は総延長3キロの水路がある「ほたる童謡公園」。水中で冬を越した幼虫は雨で湿った日を好んで陸に上がる。

 光を見当に幼虫を数える「上陸調査」が長年続けられている。今年は、近くの住民ら7人が…

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