指定コート買えない同級生のために校則変えた 塩尻市の先生、教育の原点は高校時代に

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 塩尻市広陵中学校に勤務する社会科教諭の片山諒さん(27)は10年前、東京タワーの程近くにある私立正則高校(東京都港区)に通っていた。1年で学級委員長、2年で学年委員長、3年では生徒会中央委員長を務めた。  片山さんは教職に就いて中学生と向き合う自分の「原点」が、高校時代に校則改正を実現した生徒会活動にあると思っている。取り組んだきっかけは1人の同級生の声。「18歳選挙権」を定めた改正公職選挙法が国会で成立した半年ほど後、2015年の冬に差しかかったころだった。 ■「困っている人がいるなら何とかしたい」  母子家庭だった同級生は、家計を気にして学校指定の冬用コートの購入をためらっていた…
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