【独自】最大クラス豪雨の排水強化要請へ 内水氾濫対策で自治体に、国交省
国土交通省は、雨水が市街地にあふれる「内水氾濫」の被害軽減に向け、排水・貯留施設の整備強化を自治体に求める調整に入った。住宅街のくぼ地、地下街といった危険箇所を抽出した上で、1時間雨量が100ミリ程度の最大クラスの集中豪雨にも対応することを目指す。下水道整備の促進に加え、雨水貯留設備や排水ポンプの設置、増設を想定。費用の国庫補助も検討する方向だ。複数の政府関係者が21日、明らかにした。
1時間の最大雨量が100ミリを超えた8月の千葉豪雨で市街地や道路のアンダーパスが冠水。死者が出たほか、動けなくなった車両も多数に上った。
国交省は22日、内水氾濫の有識者検討会を開催し、対策案を提示する。
国交省によると、現在は自治体向けガイドラインに基づき(1)一般地区は1時間50ミリ程度(2)都市機能が集中するエリアは1時間60~70ミリ程度―の雨量でも排水できるよう、下水道の整備を促している。
関係者によると、自治体が抽出した危険箇所を対象に、新たに1時間100ミリ程度とする3段階目を設け、排水と貯留を強化する。
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