連載小説・家族晴れ(41) 桜木紫乃・作 くわはらまい・画

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 半日遅れた配属先への挨拶。具体的な業務内容が知らされたのは、直属の上司である小竹課長が午前中にできなかった仕事を終えてからだった。 午後四時、タワッキーの手入れにブラシ掛けをしていた太陽は、小竹課長に呼ばれて地上九十メートル、展望台の階から始まる外階段出入口へ急いだ。亜美は既にすました顔で引き込み…
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