〈しなの歴史再見〉聖地・戸隠 聖と俗の交錯 修行の場から信仰・観光・行楽へ

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戸隠中社の旧別当宅前に残る「守護不入之碑」=長野市戸隠

■静岡市歴史博物館館長 大石学

 霊験あらたかな聖地・戸隠は、古代から修験者(しゅげんしゃ)・修験僧の修行の場として知られ、中世以降は武士や庶民の信仰の場として発展した。平安時代末頃は、天台宗総本山の比叡山延暦寺(大津市)の末寺・荘園であり、別当(べっとう)(寺務統括職)は延暦寺が補任した。

 寺伝…

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