一関遊水地と「自治の底力」 丸山仁(岩手大人文社会科学部教授)〈多思彩々〉
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東北新幹線の下り列車で一ノ関駅(岩手県一関市)を通過すると、間もなく左右の車窓に青々とした水田の風景が広がる。この広大な農地が、北上川の治水対策として整備された「一関遊水地」の普段の姿である。堤防工事の一部を残しているが、7月1日に本格運用を始めた。
北上川の両岸に広がる三つの遊水地で構成され、…
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東北新幹線の下り列車で一ノ関駅(岩手県一関市)を通過すると、間もなく左右の車窓に青々とした水田の風景が広がる。この広大な農地が、北上川の治水対策として整備された「一関遊水地」の普段の姿である。堤防工事の一部を残しているが、7月1日に本格運用を始めた。
北上川の両岸に広がる三つの遊水地で構成され、…