嵐のポスターが救った母の命 活動終了の日、はがそうとしたけれど

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母のベッド横に貼ってある「嵐」のメンバー5人が写ったポスター。「ARASHI 10-11 TOUR “Scene” ~君と僕の見ている風景~」のときのものだ=まこさん提供

【朝日新聞のデジタル版連載「いつも、どこかで」 2026年6月28日配信】

 60歳を超えた母のベッド横に貼ってある、色あせたポスター。

 そこには、アイドルグループ「嵐」のメンバー5人が写っている。

 娘のまこさんは、そのポスターを見るたびに、神社で手を合わせるようにして拝む。

 なぜならこのポスターは、母の「命の恩人」だからだ。

 母が嵐のファンになったのは、20年ほど前。

 一緒にバラエティー番組を見ていて、「5人の仲の良さ、雰囲気が好きだわ」と言っていた。

 母の影響というわけではないが、まこさんも気づけばファンになっていた。

 初めてお小遣いで買ったCD、初めて入ったファンクラブ、初めて行ったライブは、いずれも嵐だ。

 番組での温かい雰囲気と、ライブでのキレキレなパフォーマンスとのギャップに、魅力を感じていた。

 

■朝、起きてきた母が

 そんな嵐のポスターが母を救ってくれたのは、今から15年ほど前。

 朝、起きてきた母が「ポスターの

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