【牛乳ができるまで】 「町の牛乳屋さん」がこだわり続けたおいしさは 〈後編〉(2023年3月26日配信)
■経済つくるゲンバ 小布施町・オブセ牛乳編
日々口にする牛乳は、どうやって作られているのだろう。長野県内の牧場から牛乳工場へと「牛乳ができるまで」を追った今回の「経済つくるゲンバ」。後編では「宮川牧場」(高山村)を出発し、搾った生乳と一緒に「オブセ牛乳」(小布施町)へ。牛乳の製造ラインとともに、オブセ牛乳の歴史や、生産コストの増大など「牛乳」業界が直面している課題にも目を向けていく。
(松沢佳苗)
■いざ、オブセ牛乳!
午前7時半ごろ、宮川牧場から生乳を運ぶ集乳車の後を追い、直線距離で約10キロ離れたオブセ牛乳に着いた。工場全体が活気づき、とにかく忙しそうだ。
オブセ牛乳は宮川牧場をはじめ長野、群馬両県の牧場から生乳を仕入れ、1日当たり約2500リットルの牛乳を生産。従業員だけでなく、社長の西岡幸宏さん(54)と妻の由佳さん(52)も駆け足で工場を出入りしている。
宮川牧場から運ばれてきた生乳は乳成分や温度を検査してから「貯蔵庫」へ。小布施町と高山村の学校給食に使うという。「全ての生乳を地元産で賄うことはできないけれど、給食は特に…
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