「いずれ牛乳は高級品に」 資材費高騰、担い手不足…苦境の酪農業界
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■宮川牧場×オブセ牛乳 「経済つくるゲンバ」の現場(中)
新型コロナウイルス感染拡大により牛乳の供給超過は深刻化し、北海道など国内の大生産地を中心に全国的な課題になっている。一方、長野県は特有の事情を抱える。生産者の高齢化や後継者不足により酪農家の戸数は年々減少。全農県本部(長野市)を通じて生乳を出荷している県内の酪農家の戸数が2022年度末時点で219戸となり、21年度末からの1年間で24戸が廃業。この10年間の平均の年16戸を大きく上回った。
農水省の畜産統計によると、全国で乳用牛を飼養している酪農家戸数は2022年に1万3300戸で、95年(4万4300戸)の30%に減少している。長野県内は22年に258戸で全国9位だが、95年(1350戸)の19・1%の水準で、全国で11番目に減少幅が大きい。
長野、愛知、岐阜、三重4県の加盟農家から生乳を集荷し販売する「東海酪農業協同組合連合会」(東海酪連)では毎年度、県単位で生乳の生産目標値を定めている。長野県については
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