合併後に公共施設を続々造って借金494億円 安曇野市が長野県で最大のお金をかけられた背景は

会員記事
移転新築の工事が進む安曇野市三郷東部認定こども園。建設事業費の財源には合併特例債を活用している=27日午後3時半

 ■「アメ」の合併特例債、長野県18市町村で3281億円

 平成の大合併を進める上で「アメ」にも例えられた優遇策の「合併特例債」。県内の合併のピークから約20年を経て、大幅に活用が進んでいた。有利とはいえ借金に変わりはなく、「乱発」すれば財政の圧迫要因になる―との懸念は当初からあった。合併市町村ではこうした点も考慮し当初は抑制的だったものの、発行期限延長を追い風に「使い切る」姿勢に転じた自治体も目立つ。(井手拓朗)

 ■市長の肝いり、認定こども園整備

 残雪の北アルプスを望む安曇野市三郷明盛の県道沿いで、5月下旬の完成を目指して真新しい園舎の建設が進む。今夏、1キロほど離れた場所から移転する市三郷東部認定こども園の新築工事だ。広々とした園庭は今後芝生化され、開園後は子どもたちの歓声であふれそうだ。

 ■工事費用16億円に合併特例債活用

長野県の求人情報
スポンサー 求人ボックス