まるでサングラス、ライチョウ雄の黒い線 冬の中央アルプス稜線に再び

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 「グエー、ガガガガ」。暗闇から、雄のニホンライチョウが飛ぶ時の鳴き声が聞こえる。3月16日午前5時ごろ、中央アルプス千畳敷カールの北側斜面。伊那前岳(2883メートル)や和合山が連なる稜線直下の薄暗闇を複数の雄が飛び回っていた。  目の周りのサングラスをかけたような黒い線が雄の印だ。一緒に行動したり、小競り合いをしたり。辺りは次第にオレンジ色を帯び、空に広がる星が見えなくなる。雲海の先から陽光が差すと、雄たちの動きは落ち着きを見せた。
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