NICU 昼夜問わず奮闘 妊娠22週で生まれた赤ちゃん 9割超救命 〈たいせつないのち 長野県立こども病院30年〉
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■第1部 新生児医療をめぐって ②
生まれて数週で心臓手術をした子。気管切開をしたばかりの子。管をつないで保育器の中で育つ子…。午後11時、安曇野市の県立こども病院の新生児集中治療室(NICU)で、夜勤の医師と看護師が定時の回診を始めた。赤ちゃんを囲み、その日の体や呼吸の状態について報告し、医療機器の数値を見つめる。
この日、新生児病棟に入院中の赤ちゃんは37人。容体が不安定な急性期から、退院の見通しが立った子まで、さまざまな状況で生まれ、疾患を抱える子どもたちだ。NICUと継続保育治療室(GCU)を合わせて42床あり、9割方が埋まっている。
医療スタッフは医師13人、看護師72人。夜間は医師が原則2人、看護師が10人程度になる。限られた人員でも他の医療機関からドクターカーの出動要請が来れば、医師と看護師がペアで出動。院内でお産が始まれば駆けつけ、赤ちゃんをNICUに移す。そうしてあらゆる小さな命を守り続ける。
国の定めるNICUの看護師の配置基準は、赤ちゃん3人に対して1人。だが実際には…
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