南アルプスで遭難「えらいことした…」 落ち込む71歳を救った救助隊の言葉

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飯田消防署を訪れ、感謝を述べる土田さん(右)。飯田広域消防の島崎さん(中)と原田さん(左)が迎え、再会を喜んだ

 昨年夏に南アルプス易老岳(2354メートル)で遭難した新潟県柏崎市の会社経営、土田敏雅さん(71)が30日、飯田市の飯田消防署を訪ね、救助に当たった隊員たちに感謝を伝えた。右足首骨折の大けがを負ったものの、リハビリを経て今年の春から登山を再開した土田さん。山に親しむ幸せを知る隊員たちは回復を共に喜び、日々の活動への励みにした。

 日本百名山の完登を目指す土田さんは昨年8月下旬、87座目となる光岳(2592メートル)を次女(33)と2日間の日程で登った。同市南信濃から入山し、コース途中の易老岳を経て、光岳に登頂。下山時、細かな石が転がる坂道を歩いていて、何かの拍子に右足首の関節が逆に曲がった。「ギクッ」。痛みが走り、倒れ込んだ。

 「えらいことをしてしまった…」。易老渡まで残り約30分。足首にテーピングをして再び踏み出したが、右足首の感覚が無く、再び倒れた。

 救助要請を決断したものの、携帯電話の電波が通じない…

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